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 「ミュージアム・パワー」 のご紹介
 
 
21世紀ミュージアム・サミットの討論の記録、『ミュージアム・パワー』 2006年10月30日刊行!
 
 
「ミュージアム・パワー」 高階 秀爾・蓑 豊 編

21世紀、美術館は生き残る!
 
ミュージアムパワー
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「全国のミュージアム関係者、ミュゼオロジーの研究者たちが立ち上がる時期である。
そのエネルギーを少しでも注ぎたいのが本書のねらいである。
書名を「ミュージアム・パワー」にした意図はそこにある。
(本書:福原義春 「ミュージアム・サミットの意義」より)  → 前文を読む
税込価格:2,625円、四六判/上製/304頁
初版年月日:2006/10/30、ISBN:4-7664-1306-7
 
→ご購入はオンラインショップをご利用ください。
 
〜クリーヴランド美術館、アムステルダム国立博物館、シカゴ美術館、ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館、 ポンピドゥー・センター国立近代美術館、サンフランシスコ近代美術館、ストックホルム国立近代美術館、国立西洋美術館 金沢21世紀美術館など、主要な美術館、博物館長を招いて開催された、 かながわ学術研究交流財団(K-FACE)の21世紀ミュージアム・サミット “21世紀の美術館の展望と新たな挑戦”をめぐる討論の記録〜
 
 目 次
 
ミュージアム・サミットの意義  福原義春

I ミュージアムは生き残れるか

はじめに 高階秀爾(大原美術館長)

1 二十一世紀のミュージアムの理念
マーク・ジョーンズ(ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館長)

2 文化の継承としてのミュージアム
フランソワーズ・カシャン(前フランス美術館総局長)

3 ミュージアムの公益性と責任
ジェームズ・クノー(コートールド美術研究所館長、シカゴ美術館長)

4 地域における市民と美術館
キャサリーン・リー・リード(前クリーヴランド美術館長)


U ミュージアムの「これから」


はじめに  蓑 豊(金沢21世紀美術館長、大阪市立美術館長)

1 学芸員に何が求められるか
アルフレッド・パックマン(ポンピドゥー・センター国立近代美術館長)

2 生活の中の美術館
ニール・ベネズラ(サンフランシスコ近代美術館長)

3 ミュージアムとマーケット
ロナルド・デ・レーウ(アムステルダム国立博物館長)


V ケーススタディ


1 ストックホルム国立近代美術館
ラース・ニッティヴ(ストックホルム国立近代美術館長)

2 金沢21世紀美術館
蓑 豊(金沢21世紀美術館長、大阪市立美術館長)

3 越後妻有アートトリンエンナ―レ・直島プロジェクト
福武總一郎(ベネッセ・コーポレーション代表取締役会長兼CEO)

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☆著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
 
【第1回 総監修・議長】
高階秀爾(Shuji Takashina)
西洋美術振興財団理事長・大原美術館館長(元国立西洋美術館長)。1953年、東京大学教養学部教養学科卒業。 東京大学大学院在学中1954年から1959年、フランス政府招聘給費留学生として渡仏、パリ大学附属美術研究所およびルーヴル学院で西洋近代美術史を専攻。 1959年、国立西洋美術館勤務。1971年、東京大学文学部助教授。1979年、同教授。1992年、国立西洋美術館長。2000年、同退官。2002年、大原美術館館長。 1992年、東京大学名誉教授。1997年、パリ第一大学名誉博士。1971年、芸術選奨文部大臣賞、1972年、翻訳文化賞、1981年、フランス芸術文芸シュヴァリエ勲章、 1989年、フランス芸術文芸オフィシエ勲章、1996年、フランス芸術文芸コマンドール勲章、2000年、紫綬褒章、2001年、フランス・レジオン・ドヌール・シュヴァリエ勲章、 2002年、日本芸術院賞・恩賜賞、2003年、イタリア・グランデ・ウフィチャーレ勲章など受賞。主著に、『名画を見る眼』正続(岩波新書)、 『ルネッサンスの光と闇』(中公文庫)、『日本近代美術史論』(講談社学術文庫)、『近代絵画史――ゴヤからモンドリアンまで』上下(中公新書)、 『ルネサンス夜話』(平凡社)、『20世紀美術』(ちくま文庫)、『フランス絵画史』(講談社学術文庫)、『芸術のパトロンたち』(岩波書店)、 『西洋の眼、日本の眼』(青土社)、『バロックの光と闇』(小学館)ほか多数。

【第2回 総監修・議長】
蓑 豊(Yutaka Mino)
1941年生まれ。金沢市助役。金沢21世紀美術館長・大阪市立美術館長。1965年、慶應義塾大学文学部卒業。1969年から1971年、カナダ・ロイヤルオンタリオ博物館(トロント市)東洋部学芸員。1976年から、ハーヴァード大学大学院美術史学部博士課程修了、翌年同大学文学博士号取得。1976年から1977年、カナダ・モントリオール美術館東洋部長。1977年から1984年、米国・インディアナポリス美術館東洋部長。1985年から1999年、シカゴ美術館に勤務し、中国・日本美術部長、東洋部長。1995年、帰国後は大阪市立美術館長、全国美術館会議会長などを歴任。2004年4月から金沢21世紀美術館長に就任。同時に金沢市文化顧問を務め、2005年4月から金沢市助役に。また慶應義塾大学大学院文学研究科美学美術史学専攻に開設された「アート・マネジメント分野」の特別招聘講師を務める。

【ミュージアム・サミット企画委員長】
福原義春(Yoshiharu Fukuhara)
財団法人かながわ学術研究交流財団理事長。株式会社資生堂名誉会長。東京都写真美術館長。 慶應義塾大学経済学部卒業。同社社長・会長を歴任し、2001年6月から名誉会長。 また、企業メセナ協議会会長兼理事長など公職多数。著書に『猫と小石とディアギレフ』(集英社)、 『部下がついてくる人――体験で語るリーダーシップ』(日本経済新聞社)、『文化資本の経営』(ダイヤモンド社)、『メセナの動きメセナの心』(求龍堂)、 『会社人間、社会に生きる』(中公新書)、『文化政策入門』(共著、丸善)ほか多数。

【第1回基調講演者】(アルファベット順、基調講演者の略歴は開催当時のもの。)
フランソワーズ・カシャン(Francoise Cachin)
前フランス国立美術館総局長(フランス)。フランス美術館連合の名誉会長。19世紀後半から20世紀前半のフランス絵画を専門とする美術史家。 1968年にフランス国立美術館連合の学芸員、1986年、オルセー美術館長、1994年から2001年、文化省フランス美術館総局長を務めた。 マネ、ゴーガン、スーラ、シニャックに関する著作も多く、これらの作家に関する作品カタログ(catalogue raisonne)を出版している。 また、国際的な美術展を多く手がけており、クレー展(1970年、パリにて)、イタリア未来派展(1973年、パリにて)、 マネ展(1983年、パリ、ニューヨークにて)、ゴーガン展(1989年、ワシントン、シカゴ、パリにて)、スーラ展(1991年、パリ、ニューヨークにて)、 セザンヌ展(1995年、パリ、ロンドン、フィラデルフィアにて)、地中海派展(2002年、パリにて)等が代表的なものである。

ジェームズ・クノー(James Cuno)
コートールド美術研究所教授・館長(イギリス)、シカゴ美術館会長・館長(アメリカ)。 1991年から2003年、ハーヴァード大学美術館の教授兼館長として、国内・国際的な美術展の開催に加え、同美術館史上最大規模の資金調達活動を指揮し、 新たに近代美術、現代美術、写真、イスラム芸術および古銭学の分野に学芸員のポジションを創設した。2003年よりコートールド美術研究所教授教授・館長。 コートールド美術研究所は、美術史および芸術作品の修復・保存研究の中心として英国で最大の、古い歴史ある研究所である。 その後、シカゴ美術館の会長および館長に指名され、2004年9月に就任。19世紀フランス美術から現代文化政策まで多岐にわたる分野の著作があり、 講演活動でも活躍。最新の著作“Whose Muse? Art Museums and the Public Trust” (『美の女神ミューズは誰のものであるべきか? 美術館とその公共の責任』)には、英米の主要な美術館長5名によるエッセーが含まれ、 公共機関としての美術館のあり方が追求されている。

ロナルド・デ・レーウ(Ronald de Leeuw)
アムステルダム国立博物館長(オランダ)。国立ライデン大学にて美術史を専攻し、優等博士号を取得。 1977年から84年、ハーグ市、オランダ国立文化財コレクション展覧会部長、続いてハーグ市、オランダ政府美術庁主席学芸員、1986年から96年、 ヴァン・ゴッホ美術館(1990年、ハーグ市メスダッハ美術館を併合)館長を兼任。1994年からアムステルダム自由大学にて博物館学・収集史の特命教授として教鞭をとる。 1996年から現職。以来、国立美術館財団会長、オランダ国家助成美術館協会副会長のほか、2002年からは新オランダ国立美術館プロジェクト長も務める。 ヴァン・ゴッホ美術館長在任期間中には、19世紀フランス美術を中心とした展覧会を多数開催し、1990年にはヴァン・ゴッホ回顧展を開催した。 さらに1991年、ヴァン・ゴッホ美術館の新館建設に際しては、建築家黒川紀章氏に建築を依頼し、その資金調達にも奔走した。 1994年にはオランダ国内の国立美術館の民営化に尽力。1995年、ハーグ市メスダッハ美術館を改築。 1999年にはオランダ国立美術館改修プロジェクトの2億7200万ユーロの資金を調達した。

キャサリン・リー・リード(Katharine Lee Reid)
クリーヴランド美術館長(アメリカ)。ヴァージニア美術館長を務めた後、2000年3月、クリーヴランド美術館館長に就任。 シカゴ美術館長補佐、副館長を歴任。ノース・カロライナ大学チャペル・ヒル校のアクランド美術館、シカゴ大学美術館、 およびオハイオ州のトレド美術館で学芸員を務めた経験を持つ。同氏はヴァッサー大学を優等で卒業後、ハーヴァード大学大学院で研究。 フルブライト奨学生としてソルボンヌ、パリ芸術・考古学研究所で、またフォード財団奨学金を得てトレド美術館で研究を行った。 2000年から2001年、美術館長協会(AAMD)の会長を務めるとともに、同協会理事も歴任。 アメリカ博物館協会(AAM)理事を2度務め、同協会の博物館認定事業委員会の名誉委員でもある。 現在、ヴァン・ゴッホ美術館とアメリカ芸術連盟(AFA)の理事を務める。

【第2回基調講演者】(アルファベット順、基調講演者の略歴は開催当時のもの。)
ニール・べネズラ(Neal Benezra)
サンフランシスコ近代美術館長(アメリカ)。 シカゴ美術館において、副館長および現代美術を対象とするフランシス・アンド・トマス・デイットマー基金による学芸員を兼任後、 2002年8月からサンフランシスコ近代美術館長を務める。シカゴ美術館奉職以前のスミソニアン協会時代、 同氏が企画した展覧会「ブルース・ナウマン」が米国大学芸術協会から「優秀展示賞」を、 国際美術評論家連盟から「最優秀展示カタログ」と「最優秀美術館展示」の第二席を受賞。 また、「マーティン・フーリエ」についても、「1992年度優秀展示賞」と「1991〜92年卓越した美術館展示賞」を受賞した。 2004年春には「ポップ! サンフランシスコのコレクションから」を共同で企画。同氏はピュー芸術フェローシップ、全米芸術基金(NEA)、 および全米人文基金(NEH)の助成審査委員を務めてきた。カリフォルニア大学サンフランシスコ校の芸術諮問委員会の委員であり、 また選出委員として美術館長協会(AAMD)、および現代美術の博物館とコレクション国際委員会(CIMAM)にも名を連ねている。 1983年、スタンフォード大学にて博士号を取得。

マーク・ジョーンズ(Mark Jones)
ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館長(イギリス)。 オックスフォード大学ウースター・カレッジで哲学、政治学、経済学を修め、コートールド美術研究所で修士号を取得。 1969年のシンガポール国立博物館における半年間の勤務を含め、大英博物館コイン・メダル部長補佐(1974年から1990年) および同部長(1990年から1992年)などを歴任。2001年5月より現職。国立スコットランド博物館長在職中には、 新たなテクノロジーを利用した博物館、ギャラリー、アーカイブなどの所蔵品へのアクセスを提供し、 それら資料を用いたインターネット用教材を作り上げるスコットランド文化資源アクセスネットワーク(SCRAN)の創出にも積極的に関わった。 現在、ルイ14世の(彫像)メダルに関する書物の執筆中で、専攻の学問分野に対して意欲的に取り組んでいる。 エジンバラ大学名誉教授、エジンバラ学士院会員、ロイヤル・ホロウェイ・カレッジ(ロンドン大学)名誉文学博士。

ラース・ニッティヴ(Lars Nittve)
ストックホルム国立近代美術館長(スウェーデン)。1953年ストックホルム生まれ。 1978年から1985年、ストックホルム大学で美術史の講師を務めた。 ストックホルムの日刊紙『スヴェンスカ・ダグブラデト』やニューヨークのアートマガジン『アートフォーラム』などにも批評家として定期的に寄稿している。 1986年、ストックホルム国立近代美術館の主任学芸員に任命され、その後1990年から1995年、スウェーデンのマルメにあるローゼウムの館長を務める。 1995年7月、デンマークのフムレベックにあるルイジアナ近代美術館長に就任。1998年、2000年5月、開館予定であったテート・モダンの館長に任命される。 2001年11月より現職。また、これまでに大型展覧会の企画運営や国際賞の審査員を数多く務めてきた。 スウェーデン内外の雑誌や目録の記事執筆に加え、美術に関する著作も多数発表している。

アルフレッド・パックマン(Alfred Pacquement)
ボンピドウー・センター国立近代美術館長(フランス)。パリ大学で美術史研究を終了後、国立現代美術センター企画担当者となる。 同センターで自身初めての展覧会を企画し、同時に第7回パリ・ビエンナーレ展(1971年)と「フランスにおける現代美衝の12年」(1972年)の企画運営を担当。 1974年から1987年、ボンピドゥー・センターのスタッフに加わり、国立近代美術館で現代美術担当の学芸員を務めた。 その後、1990年にジュ・ドゥ・ポーム国立美術館長となり、1993年から文化コミュニケーション省造形美術担当責任者を務める。 1996年、国立高等美術学校の校長となり、2000年9月にはボンピドウー・センター国立近代美術館長に任命された。 学芸員としてフランス内外で数多くの展覧会の企画運営を行う。 また、批評家兼美術史家でもあり、フランク・ステラ、リチャード・セラ、アンリ・ミショー、クロード・ヴィアラに関する研究や、 フランスの美術に関する数多くのエッセーも発表している。国際美術評論家連盟(AICA)および国際博物館会議(ICOM)の会員。 2004年10月同会議の現代美術の博物館とコレクション国際委員会(CIMAM)の委員長に選出される。


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