| 湘南国際村アカデミア(2005年度) |
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| 創造的環境政策の指針 〜環境と福祉の垣根を越えて〜 |
| 開催日 |
2005年9月17日(土) |
| 場 所 |
地球環境戦略研究機関 第1会議室 |
| テーマ |
「創造的環境政策の指針 〜環境と福祉の垣根を越えて〜」 |
| 共 催 |
財団法人地球環境戦略研究機関(IGES) |
| 参加者 |
73名 |
| 講 師 |
炭谷 茂氏(環境事務次官/環境福祉学会アドバイザー) |
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講師プロフィール
環境事務次官/環境福祉学会アドバイザー。
1946 年富山県生まれ。 69 年東京大学法学部卒業後、厚生省(当時)に入省。
97 年同省社会・援護局長、2001 年環境省官房長、地球環境局長、02 年総合環
境政策局長を経て、03 年環境事務次官。専攻は社会保障論、社会福祉学。主な
編著書は「ソーシャル・インクルージョンと社会起業の役割」(ぎょうせい)、
「環境福祉学入門」 ( 環境新聞社 ) 等。 |
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| プログラム |
当日プログラムはこちら
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| セミナーの概要 |
国際村内の研究機関のネットワークを活用して開催する湘南国際村アカデミア。
今年度の第1回は、9 月17日に地球環境戦略研究機関(IGES) との共催で、環境事務次官の炭谷茂氏を迎え
「創造的環境政策の指針〜環境と福祉の垣根を越えて〜」と題する講演を行いました。
●本来関係の深い「環境」と「福祉」
炭谷氏は、厚生省(当時)に入省し、その後環境省の発足とともに異動し、現在に至っています。その長年にわ
たる行政現場での経験から、環境と福祉を結びつけた「環境福祉」という視点がこれからのわたしたちの社会にとって
必要であることを唱えています。 講演では、足尾鉱毒事件や水俣病など「貧困」と「環境破壊」が密接に関連していた歴
史的な事例をふり返るとともに、 2002 年のヨハネスブルグサミットでも貧困と環境の悪循環が主要課題であったこと
をあげ、「環境」と「福祉」をともに向上させることが今日的な課題としても位置づけられていることを解説しました。
●環境と福祉の相互作用
また、環境と福祉が互いに影響を及ぼした事例として、不登校児に対しての環境教育や高齢者への園芸療法の取組み、
北海道の大自然の中にある重症心身障害児の施設、障害者を雇用しているリサイクル工場、英国では「青少年の失業対策」
として始められたグランドワークトラストなどの紹介がありました。これらの豊富な事例は参加者に多くの示唆を与えて
いた様子でした。
●融合した領域としての環境福祉
今後、「環境福祉」の領域がますます注目されることが予想される動向として、環境にも福祉にも配慮した「ユニバーサル・
エコデザイン」の製品、「ウェル・エコビーイング都市」を提唱している諏訪市、また企業における CSR (企業の社会的責任 )
などをあげ、さらにはこうした領域を扱う「環境福祉学」の進展が期待されると述べていました。
参加者にとって、「環境福祉」という新たな視点から地球環境問題へアプローチしていくことの重要性を感じることができる貴重な機会となりました。
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| 参加者の声〜当日アンケートより |
・広汎な環境問題についてよく整理されたお話がありがたかった。
・環境と福祉の関係がわかりやすく、造詣の深い講義。大変勉強になりました。
・環境と福祉の相乗効果について、改めて感動をもって理解できた。
・いろんな面で沢山の取組みが行われていることを改めて知った。
・講師の国内外の体験談を通したお話が良かった。
・講演内容が具体的。説得力があり大変参考になりました。
・やはり第一線で活躍されている講師のお話は大変有意義でした。
・具体的な取組みが分かってよかったです。 等々
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